CMF デザインにおける様々な素材と際立った製品を紹介いたします。
(更新の頻度は不定期ですが、一週間に数度アップいたしますので、ご確認ください。)
突き板インサート成型
表皮材を樹脂成型時に一緒に巻き込みながら射出する工法です。
技術詳細
この表皮に使われている木目は突き板といい、押しながら削る、つまり、突きながら削るということで突き板と呼ばれています。この突き板は0.6mm程度で加工されているために曲げ加工する際にぱりぱりと砕けてしまいます。そのため、スチーム加工しながら、成型しないと、そのぱりぱりになってしまいます。そのようなことを防ぐために樹脂をこの突き板に染込ませる技術もあります。これにより、先ほどのぱりぱり、つまりクラッキングを避ける技法を開発した会社があります。
効果として
弱電関係ではまだ、この技術は浸透していません。基本はTOM成型です。通常の成型でも可能になりつつあります。