CMF デザインにおける様々な素材と際立った製品を紹介いたします。
(更新の頻度は不定期ですが、一週間に数度アップいたしますので、ご確認ください。)
裏面に形状を入れ、その下にへアー箔材を敷いて奥行きを演出
成型品の加飾であるインモールド材の表現です。これにより一層、際立たせる処理です。 成型品に質感を加えるために成型品の表面にテクスチャ、形状と色により表現しています。箔材にはヘアーラインが入っていて、注視していただくと奥行きのある表現を演出しています。今回は薄い深みのあるダークブラウンの透明材を使用しましす。
技術詳細
技術面では金型にテクスチャを切削、磨きを入れます。金型の体裁面を光沢に仕上げるのが技術です。この光沢に仕上げるための面構成と磨きが肝となります。この光沢面が上手く表現できないと、干渉光も途絶えてしまいますね。テクスチャの上下幅が出ますので、肉厚は1.2mm前後必要となります。
効果として
樹脂と形状、箔材のマッチングにより、色々な加飾が出来ます。それに伴い、デザインの価値観が上がります。箔材でなく、違う工法で裏面から蒸着で代替技術として可能です。クリスタルガラスや鉱石風な加飾が可能になります。