㈱マーク電子 点滴流量ツール開発

工業デザインを担当した点滴流量管理ツールが日経工業新聞に掲載されました。以下、日刊工業新聞のサイトより

 

点滴流量を常時管理 マーク電子がツール開発、車載機器技術応用(2020/9/4 05:00)

【相模原】マーク電子(相模原市緑区、大津恭男社長、042・774・4131)は、点滴の流量をリアルタイムで管理できるハンディサイズのツール「DR―MARK(ドクターマーク)」を開発した。車載機器に使うマイクロ波ドップラーレーダーを応用。クリップ式の本体で点滴筒を挟むだけで流量をモニタリングできる。点滴の終了や、異常を検知すると警告を端末などに送信する。北里大学と性能評価や臨床試験を実施し2021年中の発売を目指す。

マーク電子の得意な電子回路設計やIoT(モノのインターネット)技術を生かし、てのひらサイズで多機能、端末でのモニタリング可能にした。点滴や輸液を扱う介護や在宅医療、遠隔治療などのニーズを探る。価格は今後詰める。

マイクロ波ドップラーレーダーを点滴筒に当て、内部で落ちる点滴の水滴を1滴ずつ検知して流量を計測する。従来の1点に照射する赤外線センサーでは、患者の移動などで点滴筒が動くと的確に計測できない難点があった。同レーダーは3次元で検知できて動きに強く、樹脂も透過する。一方で「車載機器用の技術を水滴の計測に応用する部分で苦労があった」(開発担当の相馬邦造氏)という。

IoTに対応し、パソコンやスマートフォンから流量を常時監視できる。高度な管理の際に使う輸液ポンプと異なり、流量を制御する機能は持たないが、本体は充電式で約10時間連続使用できる。今後、北里大学と性能検証しつつ、使い勝手などの課題をつぶし込む。

マーク電子によると2018年の点滴、輸液の関連国内市場は約1100億円で成長を続けている。大津社長は「医療や介護従事者の負担軽減やサービス品質向上に貢献できる。年間1万台の販売を目指し、製品として仕上げたい」としている。

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2020年09月13日